【脂肪冷却】クールスカルプティング、クールテック、フリーズファット・・・機械による違いを説明します。
前回の記事では、脂肪冷却機器のメカニズムや効果とデメリットについてご説明しました。
今回は、そんな脂肪冷却機器の種類・違いについてお伝えしていきます。
今回ご紹介するのは、①クールテック、②フリーズファット、③クラツーアルファ④クールスカルプティングという4種類の医療で扱われる脂肪冷却機器です。
前提、今回比較した中で、大きく変わらなかったこととして、「機械のメカニズム」「効果の出方」があります。また、それぞれの機械は数種類のアプリケーター(装着面)があり、それによって同じ機械でも施術時間が変わるため、施術時間については説明を省きます。
①クールテック
種類:クールテックにはクールテックとクールテックデファインの2種類があります。
本社:スペインのCocoon Medical社
1番の特徴:クールテックデファインは1つの機械からアプリケーター(装着面)が4つ出ていることが大きな特徴です。(クールテックは2つ)
→一度に複数箇所施術し、時間短縮したい方にはクールテックがおすすめです!
公式HP上でいわれている施術部位(クールテックデファインの場合)
脇腹、大胸筋上部、胸骨下、臍上腹部、下腹部、腕、大腿部外側、膝内側、膝上前面、下腿部、肩甲骨上部、肩甲骨下
②フリーズファット
種類:クリニックで使用されているものは「フリーズファット」、エステで使用されているものが「フリーズファット4」
本社:スペインのBECO社
特徴:ヨーロッパの多くの機関で採用されている。
エステで用いられるフリーズファット4はアプリケーターが2つありますが、医療使用のものはハンドピースが1つ。ヨーロッパで幅広く採用されていることから、安心感はあると思います。
③クラツーアルファ
種類:クラツー、クラツーアルファ
本社:韓国のCLASSYS
特徴:韓国KFDA、EUのCEマークを取得していて、安全性が認められています。
アジア人向けのサイズで作成されているため、他の機械で顎の脂肪冷却ができないと言われた場合にはクラツーアルファを試してみると良いかもしれません。
また、こちらの機械もアプリケーターが2つついているため、2部位同意施術が可能です。
④クールスカルプティング
本社:アメリカのアラガン社
特徴:日本の厚生労働省から認可を得た唯一の脂肪冷却機器
温度感知センサーがアプリケーター(装着部分)についており、凍傷リスクが限りなく少ない
脂肪冷却機器の先駆けの機械で、症例数が一番多い機械。
安全性をとるのであればクールスカルプティングが一番良いです。
現在は一台の機械から一つアプリケーターが伸びていますが、2022年半ばから新たに、一台の機械から二つアプリケーターが伸びるものも導入される予定です。
値段に関してもそのクリニックごとに一回の施術が2万円台〜6万円とさまざまなため、いくつかのクリニックを比較して選びましょう!