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医療痩身クリニックで師長を経験後、医療痩身は「自分を好きになる」ために悩む多くの人へもっと広まるべきだと感じ、ブログを開設しました。

【リベルサス体験記】痩せホルモンGLP1内服してみた

2021年より、GLP1の内服が日本で採用されるようになりました。ダイエット目的での使用が日本でも徐々にメジャーになりつつあります。

 

今回はGLP1内服、「リベルサス」を内服してみたのでレビューします。

 

結論:私の体験では、リベルサスは副作用に耐えることができれば食欲減退し痩せる。

 

〜目次〜

 

1)GLP1の仕組み

・GLP1はもともと体の中にあるホルモンの1種です。

・G LP1は脳、胃と腸、膵臓にアプローチする。

 

①脳食欲をコントロールする(メカニズムは諸説あり、視床下部室傍核に働きかけ、満腹中枢を刺激することや痩せホルモンであるレプチンを増やすなどが考えられている。)

②胃と腸:蠕動運動を抑制する。消化管の動きをゆっくりにするため食べ物が排出されるのがゆっくりになる。⇨満腹中枢が刺激され、「食べなくても大丈夫」という状態になる

膵臓インスリン分泌を促進することで食後の血糖が上がりにくくなる。(※尿病の人のみこの効果が得られるため、それ以外の人は低血糖リスクはない。

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2)私のリベルサス体験記

私の初めてのGLP1内服はリベルサスの3mgからスタートしました。

たくさんあるGLP1の種類からリベルサスを選んだ理由は次の2つです。

①リベルサスは唯一の内服GLP-1のため。(2021年9月時点)

他のGLP-1で日本で処方可能なものは全て皮下注射です。

海外では以前から使われていた内服が今年から日本でも内服可能になったとのことでリベルサスを選びました。

②作用時間が1日のため薬が合わなかった場合も副作用が早く治るため。

GLP1は効果の効きが1週間のものや1日のものがあります。

どちらの副作用にも吐き気や便秘、胃のムカつき感などの症状があるので、もし副作用が出た時に早く治る方をまず使いたいと思いました。

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1〜3日目。

 リベルサスは朝起きて飲食をする30分前に内服します。

だいたい8時に内服して2度寝。その後9時に軽めの朝食を食べて仕事に行っていました。特にお腹は空かなかったのですが、急に全く食べないのは良くない気がして、プロテインとバナナを食べていました。

その6時間後に昼食を食べていたのですが、空腹感はなくても「口寂しい」という感じはあり、間食にナッツを食べていました。

帰宅後の夜ご飯は炭水化物を抜いていても全然ストレスはなかったです。お腹いっぱいだな、という感覚は1日続きました。

私の場合、夜ご飯を食べる時間が20時半~22時半とばらつきがあり、最初の2日間は22時前後の遅めのご飯になる事が多かったです。

 

 

4日目。

 

3日目の夜ご飯は20時台に食べたため、お腹が空いたな、と感じて目が覚めました。

内服。そして2度寝。

いつもに増して頭が重い。起きあがろうとすると吐き気がしました。

気持ち悪いな、と思いながら朝ごはんにコーヒーとプロテインを飲もうとした。

体が受け付けなくて、かなり残してしまいました。

 

なんとか出社するも吐き気のせいで集中力はかなり低い。

しかし夕方ごろにはかなりよくなった。

空腹感はないが何かしら食べたくなり、お弁当を食べました。

帰宅後も空腹感はなかったがとりあえず豆腐そうめんを食べて就寝。

 

 

4日目の吐き気がトラウマとなり、わたしのGLP1生活は4日で終了しました。

 

4日間、空腹は感じずに食事量を減らして1.5kg減量できました。

 

GLP−1は3mgに慣れたら容量をUPするという手順を踏むのですが、わたしにとってはかなりしんどかったです。

 

しかし、7mgで継続できている方もたくさんいらっしゃるようです・・・!

 

 

 

GLP-1がもともと体から出ている量に個人差があるため、許容量が人によって違ってくるようです。

 

クリニックでの処方の場合、用法容量をドクターと相談できること、採血も行えることから安全ですね。

 

結論:私の体験では、リベルサスは副作用に耐えることができれば食欲減退し痩せる。

 

最後に、看護師のわたしからアドバイスをしますと、

わたしのように離脱せず、継続することができる方は、量をコントロールできたあと、食事の質にこだわるとリバウンドしにくいのでおすすめです・・・!